2017年07月02日

病院には白衣の天使が働いている

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看護師は白衣の天使とも呼ばれています。しかし、一口に看護師と言っても、正看や准看などがあり、それぞれで仕事のやり方は異なります。また、看護助手と言う正看の補助を行う人もいると言うことを知っておきましょう。

病院のどこで働くかによって変わってくる

ナースの仕事は実にさまざまです。患者のケアだけではありません。医師の指示で行う医療行為やカルテや患者の容態などの情報管理も大事な仕事です。また、同じナースでも病院のどこで働くかによってやるべきことは大きく変わってきます。

外来で働くナースは、外来患者の問診やカルテの確認、洋服の脱ぎ着の介助、血圧測定や注射を行います。もちろん、血圧測定や注射は医師の指示に従って行う必要があり、ナースが独断で行うことはできません。

また、それなりの規模の病院には入院することができます。そのような病院には必ず病棟で働くナースがいます。病棟で働くナースは一体どのようなことをするのでしょうか。

病棟や手術室で働くナースに関して

病棟で働くナースは、入院患者の検温や血圧測定、食事や排泄の介助を中心に行います。さらに、医師が回診する際に、患者の様子を医師に伝えると言う大事な役目も持っています。ナースがいないと、医師は入院患者の状態をしっかり把握することができないと言ってもいいでしょう。

ナースの存在は非常に大きいです。また、手術室での業務を主とするナースもいます。手術器具の出し入れ、執刀する医師に器具を渡すなどの作業が中心です。さらに、手術前の器具の滅菌、綿の補充など手術室の環境整備も行います。

執刀医がスムーズに手術ができるのは、手術室で働くナースのおかげと言っても過言ではないでしょう。

ナースの勤務体制や申し送りについて

入院施設がある病院では、当然ながら入院患者がいるので、24時間体制で看護をしなくてはいけません。しかし、1人のナースが24時間も働くわけにはいかないです。なので、ナースの勤務体制2交代制か3交代制になっています。

多忙な時間帯に十分な人員を配置できるように、シフト勤務が行われているわけです。また、ナースの重要な作業のひとつに申し送りがあります。申し送りとは勤務を交代する際、次のシフトのナースに患者の状態などを伝えることです。

これをしないとスムーズに回りません。しかし、これは病棟だけで行われているわけではないです。外来ナースの間でも申し送りは行われています。