2017年06月30日
白衣を着たお仕事といえばお医者さんと薬剤師さんが思い浮かびますよね。お医者さん、看護師さん、そして薬剤師さんの制服といったら、もちろんこれです。ですが、最近はその傾向から外れてきている職場もあるのです。
お医者さんや看護師さんの制服は、最近淡いパステルカラーになってきているのです。ピンクや水色などの淡い色は、汚れをあまり目立たせることなく、かつ患者さんに優しい印象をもたらします。
さらに、白い服に厳しいお医者さんがいる、という認識も多いため、そういった先入観を取り除く効果もあります。また、看護師さんやお医者さんがわざと色を変えて着分けることで診療科や仕事内容を簡単に識別することができるのです。
病院といえば真っ白、というイメージを覆すパステルカラー。新たな制服として導入している病院も多いようです。そのうち、あちこちの病院で見ることができるようになるのではないでしょうか。
小児科といえば子供が通うところです。しかし子供というのは素直なもので、「白い服を着ている人イコール痛い事や嫌なことをする人」と簡単に覚えてしまうのです。だから、白い制服を着た人を嫌がるのでしょう。そんな子供の印象を変えるためにアトラクションパークの制服のようなカラフルな制服を来て診療をするお医者さんも増えているのです。
ビビッドな色や可愛らしい模様が描かれている制服で、子供に接するのです。そうしたら、子供は怖いイメージを持つことなくお医者さんや看護師さんと接することができたという例が何件もあります。子供も楽しいイメージで小児科に通えたら、怖いと思わずに診療を受けることができますね。
「お医者さんの制服と言えば白衣」という概念を変えて着たこのコラムですが、実はとあるサイトでは病院ごとに定められた制服の情報交換が行われているのです。様々な病院が登録されているこのサイトでは、小児科、内科、外科、歯科など様々な診療科でどんな制服が使用されているかの情報を交換し、その制服が患者さんにとってどんな効果をもたらしているのか、どういったメリット・デメリットがあったかなど詳細な情報交換が行われています。
病院ごとに個性が出ていて、患者になりえるであろう私たちが見ても楽しいサイトになっています。お医者さんの制服、というちょっと耳慣れない言葉。でも、それが馴染むのももうすぐかもしれません。