2023年07月14日

表情を状況に応じて変えるスキルが必要

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看護師は、患者さんと会話することも多いです。少しでも患者さんに元気になってほしいということから、笑顔でコミュニケーションを取ることも大事です。そうすることで、患者さんが看護師さんに質問しやすい状況になり治療を頑張ろうという気持ちになったり、安心して治療できたりなどにつながります。

しかし、状況によっては笑顔をしない方がいい時もあります。例えば患者さんが真剣に悩んでいたり、病気の治療がつらくて戸惑っている時などはなるべく笑顔を控えます。そのような状況で笑顔をすると、患者さんから「他人事みたいな表情しないでよ」と思われる可能性があります。

つまり患者さんとの距離が開いてしまうので、状況によっては真顔で心配しているような表情をしてコミュニケーションを取るようにします。医療現場で働いていると、悲しい雰囲気になってしまうことがあるので常に笑顔だと当然ながら違和感でしかないです。

しかし、表情を臨機応変に変えることができれば周りからの評価も高くなり働きやすくなります。どのような表情で患者さんに対応していけばいいのか困っていたら、先輩などに聞いて少しでも表情のスキルを磨く努力をしていきます。また、看護学生の時に表情のスキルを磨いておくと新卒で就職した時からうまく表情を変えることができます。