2020年02月08日
今、看護師からスキルアップ等の目的で、医療関係の別の職種への転職を考えているという方はいないでしょうか。迫る超高齢化社会の中、少しでも色々な経験を持って将来のためにと考える人は少なくないはずです。そんな人たちの注目を集めているのが、CRCという職種です。
CRCは、治験コーディネーターの略称で、治験に関わる業務を主にする仕事になります。具体的には、治験スケジュールの作成や医療機関と製薬会社の間の調整、被験者からの質問に答えたりという業務の仕事です。まったくの未経験からこの職に就くという人もいますが、多くの場合は看護師等医療の現場で働いてきた人が転職するというケースが多く見られます。
そうした知識が活かせて、転職後もスムーズに業務に入れるというだけでなく、色々なメリットがあるのがこの職の特徴です。まずは、土日や夜勤等が少ないという勤務体系でのメリットがあります。通常、治験の説明会やその他の業務は、平日の日中に行われる事が多い事がその要因です。
それ以外にも、デスクワーク中心でブランクがある人でも仕事がしやすい等のメリットがありますが、最大のメリットは将来性のある職であるという点になります。まだ見ぬ未知のウイルスや、難病に対する薬の開発が進んでいる事により、治験のニーズも高まっているからです。