2019年07月25日
少子高齢化を少しでも解消させることが、日本の今の優先課題だと言われています。そんな中、最も予算を使うべきは産婦人科だと言われています。産科を志す医師は減っていますし、看護師の確保も困難になっています。要因と言われているのが、不規則な勤務体系です。
お産はいつ何時始まるか分かりませんし、心身が休まる間がないのが実情です。しかし、神秘的な生命の誕生は幸福感に溢れています。やりがいも多いですし、迷っている方は是非ともチャレンジをしてみて下さい。そこで鍵を握っているのが、大学や専門学校での教育ではないでしょうか。
看護学部や専門学校の定員は増えていますし、産科の現状について生徒に知ってもらうことが大切です。進むべき道を選ぶ際の参考になりますし、背中を押すきっかけにも繋がります。妊婦さんの不安が少なくなることで、二人目三人目と産んでみようと感じるはずです。
結婚をしない若者が増えているから、少子化が進んでいるのではありません。要因は産科の充実具合が足りていないからで、看護師は根幹の部分だと言われています。現場のモチベーションが上がると、社会全体が大きく変わります。皆で考えるべき問題ですし、早急に対策を講じるべきです。