2017年01月07日
医療と福祉の世界には枝分かれするように、様々な分野があります。もちろん、その分野では必ず資格というものが必要となっています。いわゆるその道の専門資格と言う事です。そしてその中に位置する一つの資格者に理学療法士と言う専門士がいます。この療法士の仕事と言うのは、いわゆる身体の機能、能力を回復させると言うのが目的の療法士と言う事になります。その業務は多岐に亘ります。私たちの生活の中で、一番身近に感じているのが、事故などにより、身体の自由が利かなくなった人々の能力回復と言う場合です。そして他には高齢者の身体の不自由な方への自立への援助と言う事です。確かに、数か月の訓練で機能を回復すると言う人たちも多いですが、中には、毎日の繰り返しが必要と言う、高齢者のための機能回復と言う仕事も重要な療法士の業務と言う事になります。
そのために、人体の機能を回復させるためには、かなりの知識と技術が必要となってくるために、専門的な資格として必要と言う事になります。そして、機能回復させる人の年齢も、これも多岐に亘り、必ずしも固定していると言う事ではなく、幼い人やそれこそ、高齢者も中には存在すると言う事になります。この療法士の事を、英語で表現すると、フィジカルセラピストと言います。つまりは身体の機能に働きかけると言う意味になります。俗に言う、PTと言う言い方がありますが、この英語から略して呼ばれていると言う事になります。前述した通り、この専門士の職務は、つまりは病気、そして事故などにより、身体に障害を受けた人、または身体に不自由を抱えている人のために、運動能力を回復させ、援助する事を仕事としている人たちです。
または、高齢者の場合も、身体能力が低下、または衰えた人たちに対して、こちらの場合は、医師の指示の下でリハビリテーションを行うと言う職種でもある訳です。そのためにはまず、歩く事、そして座る事、そして立つ事と言う基本的な身体の元々の機能の回復をサポートすると言うのが専門的な領域となります。当然の事ながら、その人個人個人に対してのメニューがあります。つまりはリハビリ計画と言われる計画書です。それは、身体の構造を熟知した上で作成される訳で、運動そして物理的根拠から専門的な手法を取り入れての効果的なる機能を引出し、また回復させると言う事を目指す専門職人です。そして、国家資格者でもある訳です。もちろん、医療と福祉に関わる専門職となっている訳ですから、身に付けている衣類も、動きやすい白衣を着用している訳です。男性でも女性でも、シンプルで動きやすい白衣、つまりはユニホームを着用しての職務に当たっている訳です。